教育内容
*21世紀を生きる子どもたちに必要な能力とは?
20年後の社会は、AIの発達により現存する多くの職業が機械に置き換わり、多くの職業が新たに生まれてくるといわれています。また、グローバル化が進み、多種多様な文化、語学等を理解する能力が求められます。さらに、SNSの台頭やIT技術の発達に伴い、今までにないスピードで価値観が移り変わっていきます。
このように、価値観が急激に変わりつつある中で求められる能力として次の4つがあげられます。
☆IQや学力テストでは測れない、外向性、勤勉性、協調性、思いやりなど非認知能力といわれるもの。
☆グローバル社会の中で意思疎通を図りプロジェクトを運営できる力。
☆必要な情報を取捨選択し、その価値を評価できる力。
☆物事の本質を見抜き、困難な課題を解決し、自立的に学び続けることによって、新しい価値を創造することができる。
これら4つのスキルを21世紀スキル =「転移可能な高度一般能力」と言います。
21世紀スキルの根っこを持つ子どもを育てたい!!
笠松双葉幼稚園の教育方針・内容は、この願いからなっています。
笠松双葉幼稚園のカリキュラム
☆遊び -良質の子ども集団で育ち合える環境―
子どもたちの発達過程の中で、遊びは自発性を養ったり、体を動かすなど非常に重要な役割を果たしています。その遊びを観察し、発達段階や心情を知り、子ども同士が育ち合える保育環境、教育環境を作ります。
☆食育・野外活動 ―食べる事の意味を考えるー
園庭畑での野菜育て、段ボールコンポスト、キャンプ等の活動を通して、命をいただくことで今の自分があるとに気付きます。自分の命が多くの大切な命に支えられている事や食事を作るには多くの人の手が掛かる事を知り、「ごはんを食べること」への感謝の気持ちを育みます。
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☆音楽教育 -感受性を豊かにし、表現する喜びを知るー
継続的かつ計画的な音楽教育がもたらすものは、きれいな声で歌える自分に出逢える事や出来なかった太鼓やピアニカができるようになることがあげられます。それも、みんなで一緒に演奏できるようになること。サラマンカホールでの演奏後、自信に満ちた子どもたちの笑顔が、私たちの心を打ちます。
☆英語教育 ―未来の社会人の強い味方となる―
外国の方に英語が伝わった時、「自分の思いが伝わった」と嬉しくなったことはないでしょうか。当園では英語というツールを駆使してコミュニケーションをとる喜び、異文化で育ったネイティブ講師(2名常駐)との触れ合いの中で価値観を広げていくことを大切にしています。スキルだけでなく、自他を認め多様な視点を持って成長していく子どもたちが、現代のグローバル社会で活躍する姿を想像するとワクワクせずにはいられません。