今は心の大切さが叫ばれる時代です。
しかし、心の持つ不思議な力を知る人は意外に少ないのです。
人間に与えられた能力をできるだけ自分のものとして発揮できるようにと、私たちが実践する知能教育は成り立ちました。優しさを実現するのも能力です。もちろん、学力も一つの能力です。この能力を高めるのには正しい心が不可欠となります。
だからこそ私たちは心の昂揚をとても大切に考えて保育に取り組んでいます。
 
昭和30年以来、一貫して掲げてまいりました基本方針です。
本園は仏教による保育を基本として、生命尊重の保育を行っています。
 また、昭和60年度からは知能教育を導入して、今日を迎えています。
知能教育とは、J・P・ギルフォ-ド博士が提唱された知能構造論(SI理論)によって、大脳の発達を構造的に捕らえ、その発達を促進する教育のことです。
人間のあらゆる活動を図形、記号、概念、聴覚、運動、行動の6領域に分類し、それぞれの発達の過程を分析し発達を促すことを特徴としています。  幼児期に遊びを通して獲得された能力が発達段階の中で確立していくためには、心のあり方(意欲)が重要になってきます。そして、賢さ(智恵)と優しさ(慈悲)はともに人間にとって必要なことでもあります。この二つをバランスよく自分のものにするために、努力を惜しまない人に育ってほしいとの願いを持って保育をおこなっています。ですから、私たちスタッフはこの心(意欲、努力を惜しまない心)を大切にしながら幼児に接しています。
 本園は、全日本知能開発研究会会員園/幼児開発協会(EDA)協力園/ギルフォ-ド幼児教育の会会員園/全日本知能教育連盟加盟園となっています。
 心、感情、個性の大切さが叫ばれていますが、「心の大切さとは何ですか」「個性の尊重とは何ですか」「子どもたちの好きなこととは何ですか」、このあたりの疑問は誰も明確に特定できずにいるのが現状です。誰もがそれぞれの持論でもって実行させているだけです。
 しかし、これらは全て脳の中に所属しているのです。心、感情、個性がいちばん落ち着いた形であらわれるのが、自分のやりたい時にやりたい事をしている状態です。この状態の時、脳は活性化をしています。
 脳の活性化は、自分がいちばん好きなことをしている時に起こります。しかし、幼稚園での活動も含めて日常の生活の中で好きなことばかりが体験できるはずはありません。ある子は体操が好きだけど、ある子はその体操があまり好きではないといったように・・・。
 では、その「あまり好きではない子ども」をどうすれば好きにさせられるのでしょうか。 それはまずやらせてみることが大切です。少しやらせてみて結果を出させる。そして、その子の中にどのように関わっていけばよいかを導き出してやることが大切です。その積み重ねが「面白い」「好き」につながっていくのです。つまり、脳の活性化を促すのです。
 しかし、なかには「食わず嫌い」というケ-スもありましょう。この「食わず嫌い」がいちばんの問題点なのです。先に不安感がつのって一歩を踏み出せない子どもたちに対してはどうすればよいのか。こういうケ-スでは無理に引っぱり出してやらせることは逆効果となります。むしろ、「時期を待つ」「やさしいきっかけを与えてやる」ことが大切です。
 幼児には幼児の有り様で心を持っています。それを大切にして、彼らにできることは何かを見つけてあげることが必要です。
 つまり、こうしたことを踏まえ、それぞれ異なる個々の子どもたちへの接し方でいちばんよい方法は何かを考え、ちゃんとした関わり方をしていくことが脳の活性化を促し、IQを伸ばしていくことにつながります。IQは10歳ぐらいまでで落ち着きます。特に幼児期はIQを伸ばすには大切な時期です。だからこそこの大切な幼児期にちゃんとした関わり方をしていくことが知能教育の第1歩なのです。
 お子さまのIQとそのIQを生かすための判断力育成に一緒に取り組んでいきませんか。